２０２１年、今年は瓢箪で無病息災！

昨年夏、栽培した千成瓢箪。

たった３個の種から発芽した芽は、目を見張る成長ぶりを見せ２００個以上の実をつけた。とうもろこしのネットに絡み付けて育ててみようという思いつきで、ハラハラしながら見守る初挑戦となった。

瓢箪は、育ち盛りの子供のように夏の日差しを受けて、四方八方に蔓を伸ばし放題で、バカバカと葉っぱをひろげ、蕾をつけ、花が咲き、瓢箪を実らせた。とうもろこしのネットはその重み耐えきれず、徐々にひしゃげていく。

９月に入るとようやく成長期がおさまり葉っぱや茎が枯れ始めるとともに、瓢箪の実がしっかり固くなっていく。

いよいよ収穫した薄緑色した小さな瓢箪をずらりと並べたときは、可愛くて可愛くてウキウキした。が、、、瓢箪作りをどうするかが問題。種を腐らせるのがすごく臭いと聞いていたからだ。インターネットで色々と調べて試しつつ、たどり着いた結果は煮る方法。

セオリー通り、穴を開けて腐らせ中身をほじくり出すのはかかりすぎる上、匂いがたまらない。『ひょうたんごっこ』というヤクルトの製品を使用するには２００個分はちょっとお高い。自然乾燥は、表面がカビてしまって仕上がりが汚い。匂いと仕上がりの点においても『煮る』がたどりついた最善の方法な気がした。

瓢箪は、縁起物だと言われている。三つ揃って三拍（瓢）子で縁起よし。六つ揃って無病（瓢）息災。枕元に置くと病気にならないとか、風水では玄関や窓辺に置くと家を繁栄させる気が上がると言われているらしい。

昨年から新型コロナに翻弄される日々。今年は瓢箪で元気が取り戻せるように祈ってみよう。